【大量実戦データ】「パチスロ甲鉄城のカバネリ」高設定挙動考察

大人気パチスロカバネリの設定推測要素を、大量の実戦データを基にガチ勢ライターのツバサが考察&数値化しました。カバネリ設定推測の決定版です！

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1 気になる高設定挙動まとめ 2 通常時: CZ「カバネリチャンス」に関する考察 3 通常時: エピソードボーナス・駿城ボーナス比率に関する考察 4 ST中: 「カバネリボーナス」中の話数・キャラ紹介に関する考察 5 ST中: 「カバネリボーナス」上乗せ枚数に関する考察 6 規定ゲーム数解除に関する考察 7 キリ番演出に関する法則 8 関連リンク(ツバサ過去記事)

2022年10月現在、「パチスロ甲鉄城のカバネリ」の数値情報はまだ少なく、重要視する設定推測ポイントは人それぞれではないでしょうか。本記事では、大量の実戦データから高設定の気になる挙動を数値化し、より重要なポイントを明確にするのが目的です。多くのユーザーが気になっているであろう情報を集約しましたので、ぜひ最後まで読んでいただき、皆様の"カバネリライフ"に役立ててもらえたら嬉しいです！※本企画の注意事項本企画はツバサ本人によるホール実戦データなどを基に、高設定台の挙動を考察するものです。基本的には高設定確定演出が出た実戦データをサンプルとしていますが、場合によってはホール状況を見て高設定と判断したデータも含まれます。ご理解いただいた上で読み進めて頂ければ幸いです。

設定差のありそうな挙動まとめ

1.通常時: CZ「カバネリチャンス」出現率・成功率

CZ「カバネリチャンス」の出現率は個人的に一番重要な要素であると考えています。大量の蓄積データから導き出した答えは、設定5.6を狙う際の基準は1/130～135前後。まだまだ未解析情報の多い部分ですが、わたくしが収集したデータを基に考察していきましょう。

2.通常時: エピソードボーナス・駿城ボーナス比率

結果として、高設定になればなるほど駿城ボーナスの出現比率が高くなります。細かい部分を突き詰めていくと、高設定になるほど"初期BBランクが低く、駿城ボーナスに寄り易くなる"などといった見解も出来るかなと。

3.ST中: カバネリボーナス中の話数・キャラ紹介

現状ではカバネリボーナス中の話数は"数字が大きくなればなるほど高設定期待度アップ"となってます。実戦データ上では設定6だけキャラ紹介とエピソードの比率が、他設定と若干異なる点も気になります。噂の十一話・十二話に関しても実戦値で追及。

4.ST中: カバネリボーナス中「カバネリアタック」初期枚数

実戦データ上、特に設定6は「カバネリアタック」の選択率及び初期枚数が若干控えめになる傾向あり。ただし、1日を通してわかる程度のレベルなのであくまで参考程度に。

5.規定ゲーム数解除振り分け

実戦データ上、設定5.6確以上から250G台での当選が優遇されています。ただし、250Gを抜けたからといって高設定否定というわけではないので注意。各設定別でサンプルを掲載しますので、参考までに。

CZ「カバネリチャンス」に関する考察

結論からいうと設定5.6以上を狙うのであればCZ確率1/130～135(CZ中ゲーム数込)を目安に立ち回りましょう。

ただし、短期間では下振れする可能性もあるので早見切りは厳禁です。わたくしも、最初の有利区間650G間でCZ1回しか出現せず、早めに見切って辞めた台から設定6確が出た苦い想い出が…。そんな悔しい思いをした過去をきっかけに、個人的に集め続けてきたデータから具体的な数値を見ていきましょう。

各設定別カバネリチャンス出現率(ツバサ調べ)

【設定6確】虹トロ出現台の閉店QR+自身がツモった台【設定5.6確(推定5データ)】店長カスタムで最高設定キリントロフィー + ホール深夜実戦【設定4.5.6確(推定4データ)】店長カスタムで最高設定金トロフィー【低設定台】ホール状況などから判断※深夜実戦のご協力: パチンコどんじゃらさん, BBステーション日暮里さん

実際の各設定別のCZ実質出現率は上記の通りとなりました。出現率は通常時ゲーム数÷CZ回数にて算出。個人の実戦において、設定6ではCZ出現率は1/120前後に落ち着く印象でしたが、大量の設定確定演出が出現している台の閉店QRを蓄積した結果、オールスター目の出現などに左右されることも多いので設定5.6を狙う際は、CZ中のゲーム数込みで1/130～135前後での出現を目安にするべきと結論付けました。

また、CZの種類別で見ると生駒CZの出現比率に注目。低設定台と高設定台での一番大きな差は生駒CZの出現率になると言えそうですね。ただし、CZ「カバネリチャンス」の当選は規定ポイントの減算が影響してくるので、トータル出現率で押し引きを図るのが一番間違いないでしょう。

カバネリポイント獲得抽選に関する考察

アイコン発光時は15pt以上獲得orCZ前兆

CZ当選に関わるカバネリポイントに関する詳細はこちら個人的に注目すべきは詳細数値の出ていない「非カバネリチャンス高確中の単チャンス目成立時の獲得ポイント」。現段階では「非カバネリ高確中の単チャンス目」=1pt以上獲得且つ、設定1でも10％で15pt以上を獲得という情報あり。上記画像のように、チャンス目成立時にアイコンが発光すれば15pt以上獲得orCZ前兆という法則があるので、高設定ほど非高確中の単チャンス目からのアイコン発光が目立つ(+CZ出現までの発光回数が少なくなりがち)と予想出来そうですね。実際の稼働時に非高確中の発光などのサンプルを採ってみていましたが、打感的な部分が強く、数値化が難しい為に断念…。今後も打てる機会はたくさんあるので、何か良い方向性が見いだせたらTwitterなどで皆様に共有させて頂きます。

各設定別カバネリチャンス成功率(ツバサ調べ)

設定6は生駒が強いという噂の真相は…？

巷で噂されている"生駒CZの成功率が設定6だけ強いのではないか…？“という部分に対する答えが上記の通り。確かに若干成功率は高いものの、別格で差があるという感じではないですね。結局のところ、高設定ほど消化できる生駒CZのサンプル数が多いからそのように感じがちなのかなというのが個人的な見解です。生駒CZ中に設定差があると仮定した場合、ハズレ目での敵キャラの攻撃頻度や攻撃回避率などのサンプルを採るべきかなと思いますが、ライフポイントが見た目は3ポイントでも裏を含めて最大で5ポイント存在したりする関係上、数値化するのは難しいかなと。また、無名CZに関しては高設定ほど"ニ連撃"や"三連撃"でも当選することがありましたが、低連撃で成功したから高設定という風に考えるのは危険。あくまで、“高設定だと低連撃でも当たることがある"くらいに考えておくのが無難でしょう。

エピソードボーナス・駿城ボーナスに関する考察

各設定別初当り関連数値(ツバサ調べ)

【設定6確】虹トロ出現台の閉店QR+自身がツモった台【設定5.6確(推定5データ)】店長カスタムで最高設定キリントロフィー + ホール深夜実戦【設定4.5.6確(推定4データ)】店長カスタムで最高設定金トロフィー【低設定台】通常営業日、機種一イベなどで456確以上が出現したもの以外の台の閉店QR※深夜実戦のご協力: パチンコどんじゃらさん, BBステーション日暮里さん

上記の通り、高設定になればなるほど駿城ボーナスの出現率が高くなります。駿城ボーナス後は必ずチャンス目高確状態を経由するので、カバネリポイントの獲得率に次いでCZ出現率が向上する要因となり、安定したCZ出現率・初当り確率を実現することが出来ます。また、駿城ボーナスからBBへの昇格率は高設定になるほど下がっていく傾向。ボーナス中の獲得ポイントに左右される展開も多いですが、数値上は低設定ほど昇格しやすいという形になりました。

BBランクに関する考察

上位BBランク示唆

通常時はBBランクが存在し、上位ランクほどボーナス当選時にエピソードボーナスが選択されやすい。ただし、高設定においては蓄積データからもわかる通り、駿城ボーナス出現比率が高い = BBランクが低いところからスタートし易いのではないかという打感。実際に100Gのキリ番などの早い段階で"生駒＆逞生"が頻発する台は、結果として個人的に見切って辞める事の方が多いです。ただし、高ランクスタートしたからといって高設定否定というわけでは無いので、あくまで補助的な豆知識程度に捉えておけばいいかなと。また、各BBランク示唆が出現した後の挙動に関してもある程度サンプルが集まっているので、後ほど詳しく触れてみたいと思います。

カバネリボーナス中: 話数・キャラ紹介に関する考察

各設定別カバネリボーナス中実戦値(ツバサ調べ)

【設定6確】虹トロ出現台【設定5.6確(推定5データ)】店長カスタムで最高設定キリントロフィー + ホール深夜実戦【設定4.5.6確(推定4データ)】店長カスタムで最高設定金トロフィー【推定2】銅トロフィー出現。通常営業日、期待値稼働で触った台の実戦値【推定1】カスタム店でトロフィーなし。通常営業日、期待値稼働で触った台の実戦値※深夜実戦のご協力: パチンコどんじゃらさん, BBステーション日暮里さん

高設定濃厚？と噂の十一・十二話の真相は…？

実際の各種振り分け詳細は上記の通り。出ただけで高設定濃厚…？と噂されている"十一話"と"十二話"ですが、個人的には高設定示唆強といった立ち位置なのかなぁと。実際に平常営業日にトロフィーの出なかった、推定設定1のサンプルにて十一話・十二話ともに確認してしまっています。ただし、実際の中身は断定出来ないのであくまで参考程度に。また、話数に関して、各状況別で詳細数値を抜粋してみましたが、現状のサンプル数では七話より上に振り分けられるか、下に振り分けられるかで設定の高低を図るのは難しめ。個人的には設定6のみキャラ紹介とエピソードの比率が、ほかの設定と比較してエピソードに寄り気味なのが気になります。上記数値に関しては引き続きサンプルを集めていこうと思います。

カバネリボーナス中: カバネリアタック初期枚数に関する考察

各設定別カバネリアタック初期枚数実戦値(ツバサ調べ)

【設定6確】虹トロ出現台【設定5.6確(推定5データ)】店長カスタムで最高設定キリントロフィー + ホール深夜実戦【設定4.5.6確(推定4データ)】店長カスタムで最高設定金トロフィー【低設定台】ホール状況などから判断※深夜実戦のご協力: パチンコどんじゃらさん, BBステーション日暮里さん

全アタック平均値を見ると公表値に近い形となりましたが、設定6のみ20枚ほど少ない形となりました。サンプル数がまだまだ足りないので断定するには至りませんが、なんとなく感じていた高設定ほど初期枚数が少なくなる傾向は、あながち間違いではなかったかもしれません。個人的には生駒アタックの選択率・生駒アタック時の400枚選択率が気になりますね。これらの数値に関しても引き続き、集計して参ります。

規定ゲーム数解除に関する考察

現在、手元にあるデータ上では上記のような振り分けに。正直なところ、低設定台は朝一設定狙いでの数区間や期待値稼働などで触っていることがほとんどの為、650G以降のサンプルなし。高設定台に関しては1日打ち切っているデータなので、650G以降のサンプルもリアルなものとなっています。また、全6を履歴などの外部データからサンプルとして集めるとCZからの当選なのか、規定ゲーム数からの当選なのか完全に見抜けないので、自身が実際に打って履歴を採ったもののみデータとして採用している点、ご承知ください。注目すべきはやはり250G台での当選率。設定5以上になってくると250G到達時の当選率が50％を超えてきます。また、普段はあまり意識していませんでしたが、設定6のみ100G台での当選が頭一つ抜けている形に。打感として高設定にて稼働していると、100Gか250Gのどちらかは引っかかってくれるという印象で、“100Gでかかると250Gが若干冷遇、100Gでかからなければ250Gでかかる…“ような感覚もあります。上記法則以外にも、250Gでの当選に関しては様々な要因(天井短縮状態など)が影響してきそうなので、250Gを抜けたからと言ってマイナスに捉える必要はなく、CZ出現率などを含めて多角的に判断することが大事ですね。

天井短縮状態は規定ゲーム数冷遇？の噂 SNS上では、天井短縮状態は規定ゲーム数解除の振り分けが冷遇されているのでは？と少し話題になっていました。個人的にも朝イチの挙動が悪く、早見切りしてしまった台から6確が出現などの苦い思い出があったり、朝イチの有利区間は設定6とは逸脱挙動をしがちなような気がする…と打ち込んでいる知り合いとも良く話題にしてました。現状では短縮状態のみにフォーカスを当てた部分でのサンプルは不足しているので、断定はできませんが今後サンプルを集めながら注目してみたいと思います。

その他要素に関する考察

キリ番演出時のBBランク示唆に関する考察

100Gごとや駿城ボーナス後に出現する"BBランク示唆"出現後のBB出現までの規定ボーナス回数の実戦値が上記の通り。各設定ごとのサンプルとして提示するにはまだまだ数が足りていないので、今回は"それぞれの示唆が出た後に何回目のボーナスでBBが出現するのか"を数値化しています。今回のサンプルから推測される法則は以下の通り。

“無名"出現後: 60％前後で次回BBに期待

“生駒&逞生"出現後: 75%前後で次回BBに期待

個人的には、ボーナスに関する項目にて触れたとおり、高設定ほどBBランクが低めなところからスタートし易い、もしくは高BBランクでも駿城ボーナス比率が高いのではないか？という打感あり。特に、最初の100Gで"生駒&逞生"が朝一などの有利区間のリセットが確定している状況下などで頻発する台は、最終的に低設定と判断して辞めている事が多いです。ただし、これらの内部状態を完全に見抜くことはほぼ不可能だと思いますので、わたくしの実戦値を参考に"皆様なりの考察"の一助にして頂ければ幸いです。

“生駒&逞生"出現後: 75%前後で次回BBに期待

有利区間の引継ぎに関する考察

SNS上でもかなり話題になっている"有利区間の引継ぎ”。個人的には思ってる以上にかなりの割合で引継ぎを行っているのではないかという打感。設定狙いをする上で、有利区間の引継ぎを意識する場面も何度かあります。

有利区間を引き継いだと確信できる場面の代表的なものは「ST終了後に1G目からキャラアイコンが点灯したままで即前兆を伴ってCZが出現する」という挙動。有利区間の引継ぎが行われるとBBランクなどの状態も引き継がれるかどうか、など気になる点はありますが、個人の稼働において、前回BBランク示唆"美馬&無名"からBBに当選しST突入→有利区間引継ぎ"美馬CZ"成功で駿城ボーナス出現、という挙動も経験があるので、必ずBBランクの引継ぎがあるという感じではなさそう。しかし、SNS上でも言われているように、打感として有利区間引継ぎ後のCZ成功時にBBが出てきやすいイメージがあるのも確か。ただ、体感で語れるような簡単な問題でもないので、今後も挙動を気にしながら、何か気づいた点がありましたらご報告させて頂きます。

ツバサ的設定推測の軸とあとがき

個人的には「パチスロ甲鉄城のカバネリ」の設定推測で最優先すべき推測の軸は"CZ出現率"という結論。経験則として規定ゲーム数100,250での解除が強く初当りがとんとん拍子でも、CZがしっかりと伴わない台というのは最終的に高設定ではなかった、ということが殆ど。特に設定6は初当りが伴わなくともCZ出現率がしっかりとついてくる事が多いので、CZに関する項目をしっかりと確認していただき、意識して立ち回ると良いでしょう。高設定で起こるCZ挙動の例として顕著なのは「生駒CZ」失敗後、低確でチャンス目を複数回しか引いてないのにすぐ「生駒CZ」出現などといった、同一CZの短期間での連打。低設定でも起こりえる挙動ではありますが、高設定だと断続的にこういった挙動が見られる印象。このような挙動はあくまで一例であり、結局はトータルでの出現率が大事になってくるので俯瞰で判断をするようにしましょう。

18時以降に使える閉店QR(CZ出現率 40/4869=1/121)

後ツモをする際には、18時以降に使える閉店QRを利用すると、上記のように通常時ゲーム数÷CZ回数で出現率の算出が可能。もしくは、筐体のPUSHボタンを押すことで液晶にCZ回数を表示することも可能なので、データ機から算出するのも手でしょう。その際は「美馬CZ」の出現数に注目。早い段階で「美馬CZ」が極端に引けている場合はオールスター目を複数引いていたりする可能性アリなので注意。大量サンプルデータを参考に、生駒CZの出現率に注目しながらトータルでCZ出現率が1/135以上(理想は1/130以上)で引けていれば、設定5.6に期待できるでしょう。その他の要素に関しても、段階的に設定差があるような結果となりましたが、まず第一は"CZ出現率”。ただし、短期間では下振れする可能性も大いにあるので、規定ゲーム数振り分け・BBランクなどの実戦データを軸に皆様なりに解釈して頂き、多角的な判断にて設定推測をしていただければ幸いです。未解析情報が多いからこそ押し引きの判断が多種多様で、どこから打ってもワンチャン狙いでSTを楽しめるゲーム性で人気の「パチスロ甲鉄城のカバネリ」。今後もメイン機種として設定を狙える機会も多いと思いますので、この記事をご覧いただいた皆様にもそれぞれの楽しみ方でアレコレ考えるきっかけになれると嬉しいです。そして、何か面白い挙動考察に気づいた方や、ここはこうなんじゃないか？といった疑問などがあったりしたら、Twitterなどで教えてくださいね！それでは、良きカバネリライフを！

（C）カバネリ製作委員会（C）Sammy

【大量実戦データ】「パチスロ甲鉄城のカバネリ」高設定挙動考察